土谷秀昭税理士事務所
相続手続きで迷わない贈与資料と...

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2026.08.25

相続手続きで迷わない贈与資料と預金整理

相続手続きで迷わない贈与資料と預金整理

財産相続でつまずきやすいのは、相続税の計算そのものよりも「何が財産で、どの贈与が関係するか」を家族で確認できない場面です。税務では、預金、不動産、有価証券、保険、借入金、生前贈与の記録を順に見ます。相続手続きの前に資料をそろえるだけで、税理士事務所への相談も進めやすくなります。

目次

  1. 財産相続で最初に見る預金と贈与資料
  2. 生前贈与が相続対策になる場合と注意点
  3. 税理士事務所へ相談する前に整えること

1. 財産相続で最初に見る預金と贈与資料

相続手続きでは、亡くなった日の財産を確認します。預金通帳、残高証明書、不動産の固定資産税通知書、保険証券などが手がかりです。

意外にも、家族名義の預金が税務で確認対象になることがあります。たとえば、親のお金を子ども名義の口座で管理していた場合です。名義だけで判断せず、誰が入金し、誰が使っていたかを見ます。

確認したい資料は次の通りです。

  • 通帳や入出金明細
  • 贈与契約書
  • 振込記録
  • 不動産や保険の書類

紙でもデータでも、日付が分かる形で残すことが大切です。

2. 生前贈与が相続対策になる場合と注意点

生前贈与は、早めに財産を渡す相続対策の一つです。ただし、渡したつもりでも記録が弱いと、税務で説明に困ることがあります。

暦年課税や相続時精算課税など、贈与には制度があります。また、相続開始前の一定期間内の贈与が、相続税の計算に関係する場合があります。制度名だけで決めず、家族構成、財産の種類、今後の生活費を合わせて考える必要があります。

贈与で見落としやすい点は、受け取った人が自由に使える状態だったかどうかです。通帳や印鑑を渡した人が管理し続けていると、贈与の説明が難しくなることがあります。

3. 税理士事務所へ相談する前に整えること

税理士事務所へ相談する前は、完璧な資料を作る必要はありません。まずは、分かる範囲で財産相続の全体像を一枚に書くことから始めると安心です。

書いておきたい内容は、預金口座、不動産、保険、借入金、生前贈与の有無です。誰が相続人になるかも、戸籍で確認する前の段階では家族関係をメモするだけで役立ちます。

土谷秀昭税理士事務所でも、相続の不安は早めに言葉にすることが大切だと考えています。相続対策は、財産を減らす話だけではありません。残された家族が相続手続きで迷わないように、税務の視点で資料と流れを整える準備です。

財産相続、生前贈与、相続税の申告が気になり始めたら、通帳と贈与の記録を確認するところから始めてみてください。相談前の小さな整理が、家族の安心につながります。

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